沖縄周辺海域では例年12月終わりから4月初めにかけて越冬(繁殖・子育て)のために、セミクジラの仲間である「ザトウクジラ」が訪れます。ザトウクジラは体長12~14m、体重30~40tにもなる大型のクジラで、本種を対象とした船上からクジラを観察する“ホェール・ウォッチング”は、沖縄における冬場の重要な観光産業にもなっています。ただタイミングさえよければ、陸上からも豪快なザトウクジラの生態を観察することができます。今回の画像も陸上からの撮影です。